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その理解できなさがもの凄く重要
一昨日は「はじめに」をちょっと引用した、橘玲の最新刊『「読まなくてもいい本」の読書案内』の、今度は「あとがき」が同氏のサイトに掲載された。

ここで「カトリックの告解」について書かれているけれど、これはこないだ温尻した(中山元『フーコー入門』)をご参考。

「あとがき」から。

知が物理的な衝撃だということをはじめて知ったのは19歳の夏だった。

フランスの哲学者ミシェル・フーコーの2度目の来日が1978年4月で、東京大学での講演を中心に雑誌『現代思想』6月号でフーコー特集が組まれた。ぼくは発売日に大学の生協でそれを手に入れて、西荻窪のアパートに帰る電車の中で読み出した。

阿佐ヶ谷あたりだと思うけど、いきなりうしろから誰かにどつかれて、思わず振り返った。でも、そこには誰もいなかった。その衝撃は、頭の中からやってきたのだ。


「知が物理的な衝撃」は、分かる人には分かる。心から分かる。世界が違って見える。

(・∀・)

2010.6.27「哲学は私たちを慣れ親しんだものから引き離す。新しい情報をもたらすことによってではなく、新しいものの見方を喚起することによって引き離すのだ。」

2010.11.20「迂回なら絶対にフーコーの『言葉と物 ― 人文科学の考古学』を薦めます。(買ってはいけません。図書館で借りてください。絶対に理解できませんから。でもその理解できなさがもの凄く重要なんです。100のうち1理解できたら勃起するか濡れます。3年くらいかけて読む気があるなら大枚を叩(はた)いて買いましょう。部屋にあるだけで気分が高揚します。)」




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石塚真一 『BLUE GIANT』(ジャズ漫画)
山岳救助を描いた漫画『岳』(石塚真一)のファンは多いだろうけど、同著者が連載しているジャズ漫画『BLUE GIANT』も面白い。

3巻くらいまで「うーん…、全然スィングしとらん…」という感じだったけど、4巻くらいいから本領発揮で、曽田正人のバレエ漫画『昴』に似た趣きがある。


2014.5.13「上原ひろみ/ジャズ漫画」

2008.5.31プリシラ「ボレロに準備は要らない。」


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(´-`).。oO(今日の羽生結弦は神がかってた...圧巻...)
富士そばのちょい呑みがコスパ最高すぎ!「ふじ酒場」なら2杯目以降は驚きの1杯200円

「天ぬき」(そばの具にあたたかいそばの汁をひたしたもの)っていうのを初めて知った。


不動産向け融資、バブル期並み

国内銀行の2014年度の新規貸し出しは10兆円を上回り、バブル絶頂期の1989年度やミニバブルと言われた07年度の水準にほぼ並んだ。


きてるわー。

以前も書いたけど、相続税対策としてのタワーマンション(超高層マンション)については国税庁がメスを入れる。(既に全国の税務署に通達も出してるようだ)

いろんな税務訴訟で国税庁側が負けるケースが増えてきてるけど、あれは立法を促すためにやってるわけで、タワマンもいずれ吹け穴を塞がれるだろう。


山崎元「会社が潰れるとき」を筆者の経験で振り返る/山一證券自主廃業の日

三連休を前にした金曜日の株式市場の引け後には、ムーディーズが山一證券の格付けを投資適格とされるBBB−から一段階引き下げることを発表した。「これで、いよいよ来週は運転資金がつながらないなあ」と筆者は思った。

しかし、同日の夜、大蔵省(当時)で記者会見があるという話を知り合いの雑誌記者から聞いて、「きっと、山一が外資に買われるという話だろう。さて、どこなのだろうか?」という思いで、携帯電話への連絡を待っていた。

この期に及んでも、まだ楽観的な可能性の方をより大きく考えていたのだから、全くお恥ずかしい話なのだが、事実である。


そうですね、社員は薄々「ヤバイのかな」と感じていても、Xデーに「えっ!?はっ!?」というのが通常。
あとはキューブラー=ロス「死の受容のプロセス5段階」のまんまで、「否認→怒り→取引→抑うつ→受容」と。


「アベノミクス2.0」を成功させる3つの政策/「消費増税凍結」「子ども手当」「定年廃止」


賃上げとROE向上はアクセルとブレーキだ

(明日の競馬「ジャパンカップ」予想)

先日、パリでテロがあったのでトリップトゥパリス(英)という名の馬が気になるが、この種の連想で馬券を買うのは、筆者の趣味ではないから我慢する。しかし、「9.11」のテロがあった2001年の有馬記念が、マンハッタンカフェ(1着)とアメリカンボス(2着)で決まった故事があるので、この種のことに意味を感じる方には、ご参考まで。イラプトと2頭で決まれば、英仏同盟だ。


ジャパンカップはここ9年連続で日本馬が勝ってるんだけど、さて今年はどうだろう。
(ゴールドシップが府中2400mを勝つイメージもなかなか沸かない)


橘玲『「読まなくてもいい本」の読書案内』はじめに

最初に挑戦するのは、ポストモダン哲学の最高峰だ。

……ここからPART1「複雑系」のリゾーム(ドゥルーズ=ガタリ)の話につづきます。


うっへー、いきなりドゥルーズきちゃうのか。

(○゚д゚)ヤバ






名言
 
テニスという言葉を、軽々しく口にするな!

松岡修造


松岡家、華麗なる一族

高祖父 : 松岡修造 (実業家:松岡汽船創業者)

曾祖父:松岡潤吉 (実業家/政治家:松岡汽船創業者社長)

曾祖父:小林一三 (実業家/政治家:阪急東宝グループ創業者)

曾祖叔父:田邊七六 (政治家:元衆議院議員)

曾祖叔父:田邊宗英 (実業家:第4代後楽園スタヂアム社長)

祖父: 松岡辰郎 (実業家:元松岡汽船社長,第9代東宝社長)

義祖父: 小林米三 (実業家:元阪急電鉄社長)

従祖叔父:田邊圀男 (政治家:第31代総理府総務長官)

父:松岡功 (テニス選手/実業家,第11代東宝社長)

母:千波静 (本名:松岡葆子(旧名:静子),宝塚歌劇団卒業生)

妻:田口恵美子 (ハーバード大学卒業,アナウンサー)

兄:松岡宏泰 (実業家:東宝東和社長)

義兄:辻芳樹 (辻調理師専門学校校長)

義伯父:三村庸平 (実業家:元三菱商事社長・会長)

義伯父:三村亮平(実業家:阪急不動産副社長)

義伯父:小林公平(実業家:元阪急電鉄社長・会長)

従叔父:鳥井信一郎(実業家:元サントリー社長・会長)

従兄:小林公一(実業家:阪急阪神ホールディングス取締役,宝塚歌劇団理事長)



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松村嘉浩 『なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?--数千年に一度の経済と歴史の話』
女子大生との対話形式でなくても…、江戸時代云々についてはちょっと…、という点はあるにせよ、それでも十分面白い。

これまで迂回でも何度か書いてるけど、日本は世界史上どの国家も体験したことがない超成熟社会に突入していて、もう「生き方モデル」なんてどこにも存在しない。ということを本書は様々な視点やデータから説明している。(特に前半)

おまけにウォーラーステインの世界システム論まで理解してしまえるお得感。

(・∀・)

本書【簡略版】全5回連載

いま、金融の専門家たちに絶賛され、静かに話題になりつつある本がある。ゴールドマン・サックス、ドイツ証券などで長年トレーダーとして活躍してきた松村嘉浩氏による、『なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?』だ。

マクロ経済理論、世界システム論から『進撃の巨人』などの漫画作品までを織り交ぜた分析で、我々が数千年に一度の歴史的転換点にいることを「小説形式」で明らかにする同書の前半部分を、【簡略版】として全5回連載で公開する。

*******

なぜ、みんな《漠然と不安》なのかというと、まったく《新しい時代》にいるのに、今までどおりに生きようとする既得権益層が世の中を歪めているからなのですよ」

「既得権益層っていうことは、『進撃の巨人』のウォール・シーナの人たちのせいということですか?」

「そうです。ウォール・シーナです。三重の壁に守られた既得権益者たち」

「それって、具体的には誰なんですか? お金持ちとか政治家ですか?」

「いいえ、違います。お年寄りやこれからお年寄りになろうとする方々、普通のおじいさんやおばあさんたちです」



全記事一覧


あ、関係ないけど、映画「桐島、部活やめるってよ」が11月30日(月)午後9:00〜10:44にNHK BSで放送。楽しみ。


Kindle版
なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?
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単行本





ロング(買い)の怖さ、ショート(売り)の怖さ
トレードは「安く買って、高く売る」手順だと思われがちだけど、先に「売り」から入ることもできる。「高く売って、安く買う」手順。詳細は省く。

で、まず、ロング(買い)の怖さだけど、これはもう「急激な下落」ですね。もちろん「急激な上昇」もあるけど、下落のスピードの方が圧倒的に速いし値幅も大きい。東京で同時多発テロや首都直下型地震が発生するとか、そんなときにでかいロング(買い)ポジションをとってたらガツンとやられる。

反対に、ショート(売り)の怖さは、「天井がない(青天井)」こと。日経平均株価が19,000円のときにショートして、そこからじりじりと25,000円や40,000円、さらにもっと上がる可能性もある。(下落の場合は底が決まっていて、どうやっても0円以下にはならない。まあ3,000円以下も事実上ないだろう)

FXでも現物株でも先物でも、ちょこちょこ儲けることはそう難しいことじゃない。やられるときは一発で。

(・∀・)

こないだのエントリで「19,000円から1日で4,000円下落したら」と書いたけど、先物にも値幅制限があった。8%→12%→16%。

でも、くりっく株365の値幅制限は「17,500円~22,500円/上下4,000円」なので、間違いではなかったようだ。




雑誌『Number 888号 日本競馬 最強への軌跡』
で面白いのは、ミルコ・デムーロとクリストフ・ルメールの対談。
(2人とも田辺裕信が上手いと言ってるのが意外だった。田辺騎手のことはほとんど知らなかったので)

あと、同誌の「競馬ナンバーはみ出しコラム集」で初めて知ったジョアン・モレイラ騎手(香港所属のブラジル人)。通称「マジックマン」。化け物かも。

ウォッカはアイルランドのアガ・ガーンスタッドで3年連続でSea The Starsをつけて全く結果が出てないのね。4頭目はフランケルが父らしいので、こちらに期待か。






宇多田ヒカル 『点 -ten-』
その歌詞に「はっ」としたことは一度もないけれど、宇多田ヒカル『点 -ten-』(2009/3/19)の書き下ろし部分を読んで、「なるほど、詩の人じゃなくて散文の人なのね」と納得した。小説家になるべき。

宇多田ヒカルは読書家で、ここにもリストがあるけど、ベルクソン『時間と自由』やリオタール『ポスト・モダンの条件/知・社会・言語ゲーム』まで読んでる。

なお、同じ日に出版された宇多田ヒカル『線 -sen-』はブログの書籍化だけど、文字が小さすぎて読めなかった…。

こないだも宮台真司『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』だったか、本を手にとって「文字が小さすぎて読めないな…」となった。いよいよ視力がまずいことに。

本はすべて電子化して、kindleで読めるようにしてほしい。(kindleは文字の大きさを調整できる)

(・д・)

1998年12月、部屋で寝転んでテレビをザッピングしていて、テレビ埼玉だったか神奈川だったか、初めて『Automatic』のPVを観たとき、「な、なにこれ!?誰これ!?」と瞳孔拡張して起き上がった。懐かしい。

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避けたい、「強制ロスカット」だけは
2015年の日経平均株価の年初来高値は20,952円(15/06/24)で、年初来安値は16,592円(15/01/16)。

例えば、21,000円でロング(買い)30枚持ってて、それが17,000円まで4,000円の暴落をしたとする。
(実際に1987.10.20には1日で3,836円[14.9%]も暴落した。ブラックマンデー)

その場合の損失は1,200万円になる(4,000円×100×30枚)。

(逆に21,000円でショート(売り)30枚なら1,200万円の利益になる)

※21,000円を30枚というのは、6,300万円のポジションをとることだけど、くりっく株365で1枚につき必要な証拠金は現在84,000円なので、実際には約250万円でオッケー。レバレッジ25倍。(日経225ミニも同じくらい)

んで、FXでも先物でも、最も怖いのが「強制ロスカット」。

強制ロスカット:証拠金維持率が一定の数値を割った時に、強制的にポジションを決済されること。

(証拠金維持率 = 有効証拠金額 ÷ 必要証拠金 × 100)

これやられると、「1,200万円の含み損を抱えたまま塩漬けにして、株価が上昇するのを待つ」ってことができなくなる。

なので、強制ロスカットを避けるためには証拠金を多めにいれておく必要があるんだけど、そうすっと資金効率が悪くなるというデメリットがあり、まあ難しいところではある。

(1,200万円の含み損なんて、書いてるだけでも身の毛がよだつ。でも、ちょっと視点を変えると、マイホームを買って1,000万円の含み損を抱えている普通の人がゴロゴロいるのでナントカナルものなのかもしれない)




「利食い千人力」とは言うけれど
くりっく株365(日経平均先物miniとほぼ同じ)を始めて3ヶ月が経過した。

最初はよく分からずに「とりあえず始めてしまえ」で手探り状態だったけど、やってるうちにいろいろ分かってきた。

この手の博打で最も難しいのが「損切りと利益確定」だけど、ぼくは損切りをせずにナンピンするので、勝負は「利益確定(利食い)」に尽きる。

これが本当に難しい。

例えば日経平均19,000円で1枚(190万円)買って、19,100円に上ったとする。この時点で決済(売り)をすれば10,000円の利益がでる。

で、19,100円で利益確定すると、たいていその後に19,200円に上がって「もうちょっと待っておけば」となるし、逆に決済せずもうちょっと待ってると18,900円に下がってしまったりする。

(テクニカル分析は完全無視なので、ボリンジャーバンド、MACD、ストキャスティクスなんてのはまったく分からない)

結局、方針がないままテキトーに気分次第で利益確定してる。こればっかりはしょーがないかなと諦めている。

そんなこんなで3ヶ月経過時点で年利回り100%のペースなので、まあ合格点とすべきだろう。
(銀行の普通預金の金利「年0.02%」の5,000倍だと考えると気休めになる)

なお、これまでの最大保有枚数は、ロング(買い)が38枚、ショート(売り)が30枚。

(・∀・)

相場格言。

「利食い千人力」:含み益に喜んでさらに利益を追うようなことはしないで、ある程度で儲けを確定させるのが賢明だという教訓。

「見切り千両」:含み損の状態にある株式などは、反転を期待して保有し続けるのでなく、手放して損切りすべきだという教訓。

「頭と尻尾はくれてやれ」:相場では、底値で買って最高値で売り抜けようとねらうが、なかなかうまくいかないので、上がり始めに買って下がる前に売ってしまい、ある程度の利益で満足すべきという教訓のたとえ。

「もうは未(ま)だなり、未(ま)だはもうなり」:相場で、もうここが底値・高値かと思うとさらなる下落・上昇があり、まだ動くだろうと思うとすでに限度に達している。予想しづらいこと、予想どおりに事が運ばないこと、運の悪いことなどのたとえ。




「人間は本能が壊れた生物。その代わりに文化・文明を発達させた」
(温尻 2014.6.8)

岡田斗司夫『人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人』。

ラノベ部分はしょっぱいので全部すっ飛ばしたけど、その他は面白かった。

「性格」ではなく「欲求」を4タイプに分けて分析してるんだけど、それは措き、最後の「人間は本能が壊れた生物」を引用。


しかし、私たち人類にはその「本能」がありません。
フロイトや岸田秀など心理学者の一部はそれを「本能が壊れた」と表現しています。

「人間は本能が壊れた生物だ。その代わりに文化・文明を発達させた」

これが現在のところ、定説となっています。

人類は「生き残り戦略」として巨大な大脳を作りました。大脳はコトバを生み、私たちは自然をありのまま見るのではなく「抽象化」して見るようになった。
同時に、成長期にズレが生じた。脳の古い部分、本能部分が生殖を命じる2~4歳の時期には生殖が不可能で、繁殖の衝動は本能の手から離れてしまった。

さて、人間の「本能」は壊れてしまった。このままでは生殖もできず、人類は滅びます。

これら「壊れてしまった本能」の代わりに「文化」が生み出されました。

文化はコトバから言語を作り、野生動物なら意識しない「本能」や「衝動」を次々と意識化した。怒り、悲しみ、笑い、感動。これらはすべて名もなき衝動を抽象化しカテゴライズし、そして意識化された「本能」の断片です。
「文化」は本能に代わって「恋愛」や「嫉妬」や「愛情」などを作り出しました。
いろんな民族でいろんな恋愛や結婚・家族形態があります。それらはそれぞれの「文化」が構成要因であるその民族の生き残りのため、生殖や社会生活維持のために作り上げた思想体系です。

だから人は文化なしには生きられません。野生でひとりで生まれ過ごした人間は、もし異性に出会っても生殖や繁殖行動はできません。

「本能」という基本OSは、個体維持の最低ラインまで縮小しました。野生状態で放置されれば、大部分の幼児は生き延びられないでしょう。その程度のOSしか人間には残っていないのです。

残りの大部分の「生き残り」「種族維持」の本能は、基本OSではなくアプリケーション化され、外部のクラウドに移されました。そのクラウドこそが「文化」です。

なので、私たち人間にとっては個々の個体維持、すなわち自分個人の生き残りよりも、クラウド内アプリの維持、すなわち「文化」の方が大事になってしまったのです。

結果、それら「文化」はまるで「個体維持本能」「種族維持本能」を持つ生命として振る舞うようになった。共生なのか寄生なのか、支配なのか従属なのかは分かりません。人間がハチやアリのような社会生物と振る舞いが似ている原因も、このあたりにあると私は考えています。

人間が言葉を使い出した瞬間に「文化」という生命が発生して、その「文化」に個体維持とか繁殖とか生き抜こうという本能が移ってしまった。

こう考えると「本能が壊れたのに、なぜ人類は滅びなかったのか?」「なぜ人間は野生動物と違う振る舞いをするのか?」の大部分がシンプルに説明できます。



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日本人は演技することに向いていないんじゃないか
と、ずーっと思ってて、でもその理由がいまだに分からない。

単に「演技教育制度(スタニスラフスキー・システムなど)の不在」ってだけかもしれないし、もしかしたら文化的背景によるものかもしれないし。後者だとしたら、それは「恥の文化」なのか「未成熟性(幼稚性)」なのか。

日本では、テレビドラマでも映画でも舞台でも、例えば驚くシーンだと観ているこちらは「驚いているんだ」と感じるのではなく「驚いてる演技をしてるんだ」と感じるし、泣いてるシーンでも「哀しいんだな」とは思わず「哀しい演技をしてるんだな」と思う。

「驚く演技の演技」をしたらそれは「驚いている」ことだと解釈してね、はい、という約束事(プロトコル)が演技者と観客の間に存在していて、それで日本の演技は成立している(成立したことにしている)ような感じ。

時々、演技の天才が現れるんだけど、あれは演技指導がそもそも不要ゆえなのか、それとも文化的抑圧を突き抜ける人間性ゆえなのかが分からない。



「FXには近づかないで下さい。個人投資家のみなさんの来るべきところではありません。」
山崎元(2015年10月23日)推薦図書「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」(富田公彦著、ぱる出版)

「あらためて申し上げます。悪いことは言いません。FXには近づかないで下さい。個人投資家のみなさんの来るべきところではありません。」


FX(外国為替証拠金取引)はスマホカジノとして遊んでたけど、飽きたのでやめちゃって、資金を引き揚げた。

(FXでは勝てないというのが理由じゃなくて、ぼくには日経平均先物のほうが面白いので)

(・∀・)

Amazon「Prime Music」始まりました

Amazon「プライム・ビデオ」に続いて。これにあと本が読み放題になったら、昨年末に夢想した『Amazon Digital Unlimited』が実現してしまう。なんということだ。

(・∀・)

風の谷のナウシカの原作漫画が凄すぎたのでネタバレなしでご紹介

うんうん。映画はもちろん傑作だけど、漫画は大傑作なので是非とも。

(・∀・)

異次元緩和は失敗だった。クルーグマンの『Rethinking Japan』を読む

タバコに焼肉…ニットについた匂いを“ある場所”に干すだけで取る方法とは?

弱い、弱すぎる……五郎丸が泣いている早稲田大学ラグビー部の衰退

各大学のラグビー部が使える予算は公表されていませんが、早稲田が8000万円程度なのに対し、帝京大は5億円規模と言われています。


ビートたけし(68)が27日深夜「芸能界麻雀最強位決定戦 THEわれめDEポン 生スペシャル」(深夜0時~午前6時予定)に出演

カップラーメンが更に旨くなる魔法の粉は本当においしくなるのでリピート購入している

人間ドックの「完全正常」は健康?

基本検査の全項目で異常のない受診者は男性で5.5%、女性で8.3%しかいなかったそうです(全体で6.6%)。


橘玲福祉国家は「差別国家」の別の名前

グローバル資本主義による格差拡大を批判するひとたちは、富裕層が「悪」で貧しいひとたちが救済すべき「善」だといいます。しかし移民問題では、ゆたかな都市部のひとたち(グローバル資本主義の「勝ち組」)が難民の受け入れに寛容で、年金に依存する貧しいひとたちが「移民排斥」の極右政党を熱烈に支持しています。社会を単純に善悪で二分する議論がいかに無意味かよくわかります。

無制限に移民が流入すれば、いかなる社会保障制度も破綻します。福祉国家は「差別国家」の別の名前で、負担の義務を果たせない貧しいよそ者を排除することでしか成立しません。しかしこれまで、「福祉」と「リベラル」が両立できないという不都合な現実が意識されることはほとんどありませんでした。




日本の社会福祉費の対税金比率は非常に高い
デービッド・アトキンソン『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』、悪くないんだけど、もう一歩突っ込んだ分析が欲しかったかな。

同著者の他の2冊、『新・観光立国論』と『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言』の評価が高いので、そちらを読むべきだったか。

とりあえず一部引用。


税金は払いたくないが福祉は必要だと言う、日本の特徴を示すデータがあります。表9をご覧下さい。GDPに対する税金の比率はOECDの平均よりかなり低いです。しかし、その一方で、日本の社会福祉費の対税金比率は非常に高いことで知られています。先進国の中でスペインに次いで2番目に高く、2013年の税金に対する社会福祉費の割合はOECD平均が63.3%に比べて日本は78.3%でした。




『坂の上の雲』から『坂の上の坂』へ。

坂の上にあるのは、『坂の上の雲』の時代のような、ぼんやりとした「雲」では、もはやないのではないか。私はそんなことを思うようになりました。
待ち構えているのは、実は「雲」ではなく、次の新たなる「坂」なのではないか、と。


これ、ほんとそうなんよねぇ。

楠木建ツイッター(2015年11月7日)

【本】藤原和博『坂の上の坂』。まずもってタイトルが秀逸。これほど巧いタイトルはちょっとない。成熟社会についての認識が素晴らしい。一方でプラクティカル。ところどころで随分と細かいテクニカルな話が出てくるのがまた面白い。実践の人の経験に裏打ちされた主張。浮わついた話を決してしない。


とあったので、藤原和博『坂の上の坂』を読んでみたら、楠木建の言うとおりだった。

同書の「はじめに」が特にいい。ここに全文が掲載されているのでオススメ。(冒頭の文章もここからの引用)

 実際のところ、「坂の上の坂」世代では、人生は大きく二分されていくに違いない、と想像しています。これからやってくる「坂」の存在にいち早く気づいて準備を始め、五十代から「上り坂」を歩む人と、残念ながら、ひたすら「下り坂」を歩む人です。
 もっと言ってしまえば、ますます「上り調子になる人」と、前の世代そのままの人生の価値観に支配され、惰性のまま生き続けて「落ち目」を迎え、寂しく死んでいく人です。

 本書は、「坂の上の坂」を意識し、上り調子に坂を上り、これからの時代にふさわしい人生を歩むためには何を準備しておけばいいのかを、みなさんと共に準備するために生まれました。
 四十代から五十代のどこかで意識を転換できたなら、あとはうまくいくのではないか。私はそう考えています。



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