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JT の JET

もしダウンタウンが今後別々に活動するとしてな、
俺が失敗してんのに相方が成功してたらムカツクねん。
俺が成功してんのに相方が失敗しててもムカツクねん。

松本人志は『遺書』でそんなことを書いていた。
その気持ちはよく分かる。

私にとってはJTとの関係がそうだ。
彼は数年前に企画編集プロダクション「JET」を起業し、既に事業を軌道に乗せた。事業は彼の周りに張り巡らされた緊密かつ広大なネットワークによって成し遂げられており、それは現在も拡張し続けている。
しこたま愛される人間性とずぼらな知性を武器に、彼は今後も自分のやりたいことを実現していくだろう。

人は(私を含めて)、人との関係を言葉で定義付けたがるものであり、友情だとか恋愛だとか夫婦だとか親子だとか上司部下だとか先輩後輩だとか、まあそんなかんじで、しかし少なくとも私とJTの関係を定義付ける言葉などいらない。おそらく言葉は二人の関係に嫉妬し、的確な表現を諦め、逃げ出すことだろう。


以前、上野の東京国立博物館で催された仏像展にJTと行く約束があったのだが、彼にドタキャンされた。前日になってとつぜん熊川哲也へのインタビューの仕事が入ったためだった。よくあることだ。つまらない文章を書いたらヌッコロしてやろうかと思っていたが、(タイアップ記事であるがゆえに文体や内容に制約はあるものの)とてもよいものに仕上がっていて嬉しくなった。

[インタビュー記事]

特にinterview「5」は出色の出来映えであり、熊川哲也の本質を「孤高」と表現したJTの感性を讃えずにはいられない。

私は以前、「既に存在するもの/受容体」(PC),(携)で、「人は何かを創り出すのではなく、既に存在するものに形を与えるのだ。」と書いた。

JTは、既に熊川哲也の内部に存在していた彼の本質に「孤高」という言葉を与えたのであり、何かを創り出したわけではない。だからこそ凄いと唸ってしまうのだ。「孤高」という言葉以外に熊川哲也の本質を表現する言葉は見当たらない。

ニュートンは、重力を創り出したわけではなく、見つけたのだ。




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